賃金制度改革や福利厚生充実で社員満足度が向上し、ホワイト企業アワード受賞。
福利厚生サービスに対する考え
【柳瀬社長】
日本の少子高齢化のスピードが加速し、年を追うごとに労働力不足が深刻化する声が挙がっています。
今後の世界経済は2050年までに約3倍に拡大、建設機械市場も右肩上がりに成長していくことが予想されています。
我々としても、こうした市場ニーズに応えられるよう企業改革が急務であると感じていました。
企業価値を向上させるためには、社員の働きやすさや働きがいを追求し、社員満足度の高い職場環境が必須であると考え、2016年頃から職場環境の改善に取り組んできました。
しかし、「全社員がイキイキと安心して働ける職場環境」と「グローバル化に対応できる多様な人材の確保」という面で、あるべき姿とのギャップがあることに気付いたんです。
このギャップを埋めるため、「働く人こそが経営資源」というフィロソフィーを原点に、さまざまなホワイト企業化の施策に取り組んできました。
そんな中、“この会社で働きたい!”と心から思えるような社員満足度、顧客からの信頼、持続成長性が高い企業に対してのみ与えられる「ホワイト企業認定」を主催する一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)の存在を知りました。
企業価値向上に直結する改革を経営陣の自己満足で終わらせないため、「ホワイト企業認定」の取得をベンチマークと設定し、社内外から「株式会社トモエシステムは、働きやすさと働きがいが両立した素晴らしい企業だ」と認知してもらうことが重要だと考え、2016年から進めてきた改革の結果を可視化するべく、ホワイト企業アワードにもエントリーしました。
ホワイト化を実現するため、働きやすさと働きがいを追求する19の項目にて目標を設定し、賃金制度の改正、年間休日の増加、労働時間の削減、産休・育休制度の整備といった取り組みを行いました。
その中でも福利厚生制度の充実は、離職率低下につながる大事な施策のひとつです。「この会社で働いて良かった」「これからも働こう」という企業に対する社員のロイヤリティ向上には、福利厚生制度の導入は不可欠だと考えます。
リロクラブの福利厚生制度を導入した経緯
【柳瀬社長】
ホワイト化に向けた改革真っ只中の2018年頃、リロクラブの営業担当者からお声をかけていただき、お話を伺いました。
福利厚生サービスの豊富さや実績も申し分ありませんでしたので、グループ会社全体で加入したんです。
ホワイト財団と提携し、ホワイト企業認定の取得をサポートするソリューションをもっていたことも心強かったですね。福利厚生の重要性は認識していましたが、時間とコストの問題でアウトソーシングすることを検討していましたので、まさに“渡りに船”というタイミングでした。
社員旅行や年2回の懇親会費用の全額負担に加え、新たに全事業所にコーヒー・紅茶を無料で提供するサービスを導入しました。また、資格取得やスキルアップを支援するeラーニング講座も導入し、社員が主体的に学べる教育研修の充実にも力を入れています。
実際に導入してみた実感
【柳瀬社長】
特に反響があったのは、割引サービスですね。
飲食店やホテル、映画のチケット、レジャーランド、スポーツクラブ、児童を対象にした割引など非常に多岐にわたったサービスを提供いただけるので、社員と家族が本当に喜んで利用していることを実感しています。
【船曳様】
私が入社した2019年4月に、懇親会の船上パーティーに参加しました。
パーティーのビンゴゲームの懸賞に、人気ホテルのペア宿泊券などが紹介されていて、そこでリロクラブという会社の存在を知りました。
こうした会社独自の企画やサービスが、社員同士の会話のきっかけにもなり、入社したての不安や緊張が和らいだことを覚えています。
【柳瀬社長】
特定エリアの入会企業を対象に、福利厚生倶楽部で提供している家電や日用品、サイト内で使えるポイントが当たる抽選キャンペーンなど、リロクラブさんは非常に多種多様なサービスを提供されています。
これからもより多くの社員にリロクラブさんの福利厚生制度を知ってもらいたいと思っています。
リロクラブに対する要望や期待
【柳瀬社長】
ホワイト化の取り組みが実を結び、第4回ホワイト企業アワードでは賃金制度改革の施策を評価され、「生産性向上部門」で受賞し、2020年には「価値あるビジネスモデル」、「福利厚生」の2部門でアワードを受賞することができました。
こうした権威のある第三者機関による認定は自社の成長を強く感じられたとともに、「トモエシステムという企業は進化しているんだよ」と、社内外に広く認知させることにつながります。
企業の取り組みに対して従業員が納得感を持つことができますし、採用にもプラスに働くはずだと信じています。
今後は、社員一人ひとりが自発的に考え、行動するといった「本質的な働きがいの追求」へとシフトしていきたいと考えています。
そういった意味で、2021年以降はこれまでにないチャレンジングな取り組みを実践することになるはずです。
「マズローの欲求5段階」に当てはめると、承認欲求を満たすために賃金制度の改革や福利厚生制度の充実を推進してきました。
次はその上にある自己実現のフェーズということになりますが、マズローの欲求5段階のピラミッドでは下層部分がしっかり満たされることで安定するので、これからも福利厚生の取り組みにはリロクラブさんのサポートが必須と言えます。
社員のワーク・ライフ・バランスに対する考え方が大きく変化していく中で、どういった福利厚生サービスが受け入れられて、社員の満足度を高められるのかを一緒に考えていただけたら嬉しいです。
これまでにない取り組みや施策にチャレンジすることは、とてもハードルが高く感じるかもしれませんが、福利厚生制度の充実と利用推進に全力で協力いたしますので、お互い成長していきたいなと思っています。
社員数:85名
業務内容:[建設機械・農業機械・鉄道車輌・工場設備]各種関連部品
会社名 | 株式会社トモエシステム |
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所在地 | 〒652-0803 神戸市兵庫区大開通7丁目1番17号 |
電話番号 | 078-576-1088 |
ホームページ | https://www.tomoe-system.co.jp/ |
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