サスティナビリティ方針

リロクラブは創業当時より、当社の機能を使って「企業のお困りごとを解決する」「あったら便利を提供する」を合言葉に福利厚生サービスの事業を展開し、サービスを広げてまいりました。そして、福利厚生サービスで「世の中の格差をなくす」という創始の志を受け継ぎ、わたしたちは世の中の問題解決に役立っていこうと考えています。その実現のため、お客さまに、より質の高いサービスの提供を続け、顧客満足・感動の創造を生み出し、卓越を目指すことで持続的な成長を目指しております。今後も、「働きがいのある企業の活動の支援」、「人財の育成のサポート」を行い、世のため人のために役立つ事業を続け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

人権に関する基本方針

リロクラブは、持続可能な地域社会の実現を図るうえで、人権の尊重が重要な基盤であると認識し、「国際人権章典」「ビジネスと人権に関する指導原則」「国際労働基準」「子どもの権利とビジネス原則」等の人権に関する国際規範を支持し尊重するとともに、それに則った事業運営を推進しています。
『人権に関する基本方針』

ダイバーシティ&インクルージョンの取り組み

リロクラブは「サステナビリティ方針」に則りながら、ダイバーシティ&インクルージョンを経営課題のひとつと捉え、多様な価値観や持ち味のある従業員一人ひとりがお互いに認め合い高め合うことにより、お客さまや地域社会へ貢献することを目標としています。性別、年齢、国籍、人種、民族、宗教、社会的地位、障がいの有無、性的指向・性自認、価値観、働き方等の多様性を互いに尊重し、認めあい、共に活躍・成長することができる職場環境・風土づくりを進めます。
『ダイバーシティ&インクルージョンの取り組み』

リロクラブが取り組むSDGs目標

リロクラブが展開する福利厚生分野におけるアウトソーシング事業は、企業の従業員やその家族に対して、健康や生活、福祉の向上に貢献します。また、アウトソーシングのサービスは業務効率化による働き方の改善をもたらすだけでなく、企業ごとにそれぞれ存在する業務を集約することで、エネルギーや労働の削減に貢献します。さらに、リロクラブでは全国に拠点を設け、地域社会と密接にかかわる事業を行い、周辺地域・施設と関りを持つことで地域との共生・貢献を実践しています。

SDGsの17の目標のうち、リロクラブの事業に直接的に関連する7つの目標について重点的に取り組んでまいります。

社会課題の解決に向けた事業活動の事例

リロクラブは日本企業の人事総務部の問題解決者になるべく、数々のサービスを企画開発してまいりました。今後も当社の使命に基づき、企業における様々な課題の解決につながるサービスを提供し続けます。

CASE 01
中小企業と大企業の
福利厚生の格差を解消

<関連するSDGsの目標>

●中長期的な目標
2025年3月期
会員数 1,100万人
企業で働く従業員とそのご家族へ、グルメ、レジャー、宿泊、育児、リラクゼーションなど、約12万コンテンツ・350万種以上の豊富なサービスメニューを提供することで、活力向上に貢献しています。

大手企業には観光名所の豪華な保養所やスポーツクラブなどが自由に利用できる福利厚生制度がある一方で、圧倒的に多い中小企業の勤労者、その家族に充実した余暇を過ごせるような福利厚生は当時あまりなく、大手と中小の間には圧倒的な格差が生まれていました。

「この格差を埋めることはできないだろうか」そう考えた当社は日本初の「福利厚生代行サービス」を創出。現在では350万種を超えるサービスメニューをそろえ、一般的な福利厚生メニューに留まらず、育児・介護の支援、健康増進・メンタルケアなど社会的に必要とされる制度についても提案し、福利厚生の諸問題を解決しています。

今後も、“中小企業にも大企業並みの福利厚生を!”をモットーに、契約企業の従業員とそのご家族が利用でき、ワーク・ライフ・バランスの実現、従業員の自己啓発をサポートする福利厚生制度を拡大していきます。

日本国内における中小企業が占める割合

※「中小企業とは 日本企業の99.7%」日本経済新聞2020年5月20日

CASE 02
企業の健康経営課題を解決する

<関連するSDGsの目標>

企業が抱える従業員の健康課題を解決に導くソリューションを提供しております。

リログループの株式会社リロクラブ(以下、リロクラブ)は、1993年に「福利厚生倶楽部」のサービスを開始して以来、“中小企業にも大企業並みの福利厚生を!”をモットーに働く人々のくらしを福利厚生サービスで支援し、企業で働く従業員とそのご家族の活力向上に貢献してまいりました。

サービスを提供する中で「健康経営®※」に取り組む企業からご相談をいただく機会が多くなり、「健康への投資」を実現する具体策、そして昨今ではコロナ禍で在宅勤務時間が増えたことによって生まれる新たな課題を解決するソリューションが求められておりました。

ある食品会社では、働き方改革で労働時間の削減を実現した次のステップとして、従業員の生産性や働き甲斐の向上を目標とした健康経営に舵をきっていました。ヒアリングを重ねた中で、同社が抱えていた課題は、健康経営の社内認知度が低いことにあり、「従業員の健康リテラシーを向上させる」ことが最大のニーズであることがわかりました。それを解決すべく「Relo健康セミナー動画」を当社で開発。これにより、従業員・管理者の立場別に女性の健康課題や高齢従業員への対応、睡眠障害など15ジャンルの動画を用いて教育をおこない、健康に対する理解を強化することが可能となりました。集合研修が難しくなった時代のニーズに対応していることに加え、海外拠点の従業員も視聴できることや、個々の悩みに対応した動画テーマ等、高い評価をいただいております。
その他にも、テレワーク中の運動不足・食生活を改善し、遠隔でも健康増進を促すことができる「Relo健康サポートアプリ」等といった健康の保持・増進活動のソリューションを生み出し、企業とその従業員の健康づくりを支援しております。

こうしたサービスをリロクラブ自体にも導入した結果、2022年から『健康経営優良法人(大規模法人部門)』に連続して認定され、企業の健康経営課題を解決する取り組みが社会的にも評価されております。

これからもリロクラブは、当社の健康に関する様々な事業活動を通じて、世の企業そして、その従業員の健康づくりに貢献してまいります。

※「健康経営®」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。