| 仙台のIT企業がカフェテリアプランで利用率99%を達成するまで
株式会社トインクス
平林 様 櫻井様 山田 様

社名
株式会社トインクス
業種
情報サービス業
当時会員数
約820名
利用サービス
福利厚生はあるが、使っている記憶がほとんどない——。
宮城県仙台市に本社を置くITサービス企業・株式会社トインクス(従業員数835名)さまは、かつてそんな課題を抱えていました。
2018年、リロクラブへの切り替えを決断。
カフェテリアプランの同時導入により、「一部の人にしか恩恵が届かない」福利厚生を、「全員が好きなものを選べる」仕組みへと転換しました。
その結果、利用率は99%に達し、エンゲージメントサーベイの福利厚生満足度は全項目中トップ。
切り替えを主導した山下部長の「形だけでなく、実際に使えるものを入れたかった」という言葉を起点に、導入の背景から採用活動への活用まで、その全容をお伝えします。
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Q1:福利厚生倶楽部導入前に、福利厚生で困っていたところはどのようなところになりますでしょうか??
以前のサービスは、カフェテリアプランを使わず、割引サービスのみでしたので、利用率が低かったです。
さらに、会報誌が全国版のみで、ページをめくってもほとんどが東京・首都圏のエリアの割引サービスが掲載されている会報誌が定期的に配られていました。
そのため、正直に言うと、開いてはみるものの、「使えそうだな」と思えるものがあまり見当たりませんでした。
こうしたこともあり、会員カードは配布されて「会社として導入してくれたんだな」という認識はあったものの、どこかで提示して使ったという記憶がほとんどない状態でした。
少し財布の肥やしになっていた感じがありましたね。
こうした課題感から、当社のサービスに切替を決めてくださり、更にカフェテリアプランの導入も決められました。
福利厚生倶楽部メイン窓口 山田さま
Q2:数ある福利厚生サービスの中で、リロクラブを選ばれた決め手はどこにありましたか?
大きなポイントは、まず地域版の冊子の存在でした。
営業担当の方が最初に見せてくださった冊子には、開いたときに「ここ、行けそう」と思えるお店が載っていて、そこに強く惹かれました。
加えて、メニューの種類が圧倒的に多いことが一番の評価ポイントです。
地元のお店と交渉して提携を広げていくスタッフがいて、社員からのリクエストも前向きに受け入れてくれる——この姿勢も検討段階でプラスに働きました。
そして、カフェテリアプランを導入できるかどうかも重要な判断軸でした。
運用コストについても各社と比較しましたが、カフェテリアプランの枠組み自体には大きな差はありませんでした。
最終的に決め手になったのは、豊富なメニューと、地域版の冊子があることだったと思います。
切り替えの検討期間は約3ヶ月。2017年8月に検討を開始し、同年10月に最終決定しました。
関係部署は経営管理部(現:ビジネスサポート部)・経営層、そして労働組合です。
労働組合には従業員側の立場から「従業員にメリットがあるなら」と協力いただき、スムーズに進められました。
もともと当社では、労働組合と連携して福利厚生全般を見直す取り組みを進めていました。
当時はパッケージサービスのほかに、ECサイトのチケットを会社が購入して配布するなど複数のメニューを併用していたのですが、それぞれに課題がありました。
パッケージサービスは使いにくく、ECチケットも野球好きには喜ばれる一方、興味のない人にはまったく響かない。
こうした「使える人・使えない人の不公平感」を組合と協議する中で、いっそカフェテリアプランを導入し、やめるメニューは整理したうえですべてを包含すれば、従業員それぞれが好きなものを選べる——その方向にまとまりました。
この流れの中で各社を検討し、ベースとなるサービスもカフェテリアプラン導入のタイミングで一緒に見直すことにした、というのが切り替えの背景です。
Q3:労働組合と協議に入るきっかけは何かあったのでしょうか???
当時、開発業務が非常に忙しく、従業員の疲労感も高まっていました。
労働組合側からも、満足度向上に向けた取り組みを会社に求める声が上がっていたんです。
そこで、忙しい分だけでも福利厚生の面で何か還元できないかと、一緒に協議を始めました。
当社は基本的にエンジニアの会社です。業務が多忙になる中で、福利厚生を充実させることで頑張りに応えたい——それが取り組みの根底にありました。
導入を主導いただいた山下さま
Q4:当社のサービスを導入当初どのような取り組みで、利用を促進していきましたか?
説明会を実施した記憶が強く残っています。
会議室に50〜60人を集めて、全社員向けに対面で複数回開催しました。
新しいサービスということもあり、まずしっかりと理解してもらえるよう繰り返し説明会を行い、その都度リロクラブさんにもご説明・ご支援をいただきながら、社内への展開を進めていきました。
導入当初にきちんと説明会を実施していただいたことが、利用の定着につながっているのではないかと思っています。
スタート時は、利用率の高いメニューに絞り、効果を測定しながら拡充していく方針でした。
具体的には、既存サービスの代替にあたる、現在でいう「余暇」と「健康」を中心にスモールスタートしています。
短期間での導入だったため、最初から幅広いメニューを並べて一つひとつ承認・非承認を整理していくと時間がかかります。
まずは枠組みをスピーディーに導入することを優先し、メニューを絞りました。
あわせて、組合との協議で決めたスクラップアンドビルドの方針上、廃止したメニューの受け皿が新サービス側にないと従業員の不満につながりかねません。
その部分を確実にカバーできるメニューから始めた、というのが理由です。
Q5:カフェテリアプランのメニュー構成は、その後どのように変化していきましたか?
2020年(コロナ禍)
コロナ禍を挟んだことが、メニュー数が大きく増えたタイミングだったと思います。
導入当初は主に余暇を楽しんでもらうためのメニューを中心にスタートしていました。
しかしコロナ禍になり、旅行や外出が制限される状況となったことで、「せっかくポイントを付与されても使えない」という声が多く上がってきました。
そこで、家の中で使えるメニュー、例えばゲーム機やパソコンの購入、自宅でできる趣味に活用できるメニューなどを一気に拡充しました。
外出できず閉塞感のある中でも、従業員に楽しんでもらえるようなメニューをまとめて増やしたというのが経緯です。
もともとは、旅行や野球観戦など、コミュニケーションや外出を促すようなメニューを想定して設計していました。
ただ、そうも言っていられない状況になり、せっかくポイントがあるのに使えないのであれば使えるメニューを展開しようということで、さまざまなメニューを追加していただきました。
2022年
この時期には、余暇に加えてワークライフバランスの充実という目的も追加しました。
育児サービスや介護サービスについても、ポイントが使えるようにメニューを改定しています。
また、コロナ禍で旅行には行けないが、ポイントを貯めておいて後で大きな旅行に使いたいという声があったため、積み立てについてもポイントを使えるよう新規メニューとして追加しました。
立ち上げの実務対応とカフェテリアプランのメニューをブラッシュアップいただいた櫻井さま
Q6:導入後、社内ではどのような変化や効果を感じていますか?
社内で『このメニュー使ってみた?』『どこに行った?』という会話が生まれるようになりました。
社員間のコミュニケーション活性化にもつながっていますし、広い意味では従業員の健康にも資するものになっているのかなと感じています。
家族だけでなく、社員同士でも「これを使って行こう」といった会話が自然に生まれているので、そういった意味でも効果を実感しています。
採用の面でも効果を感じています。
会社説明会やインターンシップの受け入れ時に、必ずこの制度を紹介しています。
その場で2〜3年目の先輩社員と対話させると、この話題で盛り上がるんです。
「ゲーム機やパソコンを買っている」「毎年ポイントもらえていい」「どんなものを買っているか」「どこへ行ったか」といった会話になります。
これらが、採用活動につながっていて、おかげさまで最近採用人気が非常に高くなってきています。
そのため、敢えて、短期インターンシップや会社見学会でも、先輩社員に1〜2人協力してもらいフリートークをさせています。
先輩社員たちも制度をうまく活用しているので、活用事例を話すと学生の反応が良いですね。
採用への貢献をご説明頂いた平林さま
カフェテリアプランの場合、費用がかかるため会社ごとのご事情はあると思いますが、カフェテリアプランが上乗せされているかどうかで、従業員の関心や利用率は大きく変わるのだろうと感じています。
福利厚生は基本的に、従業員が平等にサービスを受けられるものであるという大前提で考えると、カフェテリアプランはそれぞれのライフシーンに合った必要なものを選べるという意味で、非常に良い選択肢だと思っています。
おかげさまで、弊社の従業員の福利厚生に関する満足度は非常に高い結果となっています。
先日実施した従業員エンゲージメントサーベイでも、福利厚生全体の満足度が非常に高く、カフェテリアプランだけではありませんが、リロクラブさんのおかげもあると感じています。
ぜひ導入を推奨します。
ー本日はいろいろとお話いただきありがとうございました
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