企業の採用課題は漫画で解決できるのか?

企業の採用課題は漫画で解決できるのか?

内定の承諾率が低い、求人の応募者が少ない、採用後のミスマッチですぐ辞めてしまう。このような悩みをもつ企業は少なくないのではないでしょうか。求職者に、適切かつ魅了的に自社の情報を伝えることが採用活動成功のカギです。

複数社に応募をする求職者に自社の魅力や風土を伝え印象に残すことは、多くの求人情報が出回る近年では難しくなってきています。

採用の悩みを漫画で解決

採用の悩みを漫画で解決

求職者は転職活動において、多くの企業から公開されているさまざまな情報を比較検討して、応募を決めます。中途の転職者であれば平均19.2社へ応募* 、新卒学生であれば平均30.6社へ応募をしているといわれています。

採用成功のカギは企業の伝えたい情報を的確に伝え、求職者の記憶にとどめてもらうことです。その手法のひとつとして採用漫画をつかった企業紹介が今注目を浴びています。

採用漫画の効果とは

プロモーション漫画を制作しているフーモアでは、採用活動に漫画を利用しています。フーモアでは、新卒採用サイトを利用してスカウトメールを送っています。

もともとスカウトメールへの返信率が27%だったのが、アイキャッチイラストをバナーに使用することで返信率を38%に引き上げ、さらに「漫画で知るフーモア』という事業内容を漫画で説明するコンテンツを掲載したところ、返信率を58%まで引き上げることができました*。
* 他社平均15~20%

なぜ採用漫画が求人の応募者を増やすのか

スカウトメールへの返信率向上の要因は、漫画だから読む人が増えただけではありません。

本来は読み飛ばしたり理解できなかった事業内容を漫画で伝えることで、

【採用漫画 接触前】
働くイメージがつかないから、選考をとりやめた

【採用漫画 接触後】
ここで働いてみたい

という態度変容をもたらすことが可能です。

ミスマッチを防ぐ採用漫画

ミスマッチを防ぐ採用漫画

新卒社員が、「実際に働きはじめてみたら思っていた仕事内容と違っていた」というような理想と現実のギャップに悩むことがあります。

例えば大手化粧品会社においては、最初はドラッグストアまわりなど現場に足を運んでユーザーのニーズをつかむことが主な仕事内容になることがあります。本社でバリバリ働く先輩ばかりをみていた新卒社員からすれば、ギャップを感じるかもしれません。

こうしたギャップは、1年目社員の一日を漫画を通して疑似体験してもらうことで多少は埋められます。また漫画であればドキュメンタリーのように、実際に直面した課題を描き、解決する流れとクリアすることで得られる成長を主人公のモノローグ表現などで伝えることが可能です。

求職者に気付いてもらうために採用漫画は有効

採用漫画が大手企業にだけ有効なコンテンツかというと、勿論そうではありません。

独自の技術をもっている企業や、地味だけど業界No.1のBtoB企業、やりがいがあって評判がいい企業など、名前を知らないというだけで求職者が集まらない企業こそ採用漫画は有効です。

下記の調査結果は、学生を対象に「志望している会社の漫画を読みたいですか?」と聞いた結果で、学生の93%が「読みたい」と答えています。

志望する企業情報を漫画で伝えているのであれば読んでみたいのは当然ですが、もう一方の調査結果では「志望していない会社の漫画を読みたいですか?」という問いに対して72%が「読みたい」と答えています。

漫画であれば、志望していない企業の企業情報でも読んでもらえる可能性が高いということです。採用漫画はなかなか気付いてもらえない、魅力が伝わりにくい企業こそ有効であるといえる調査結果です。

グラフ 志望している会社の漫画を読みたいですか?
グラフ 志望していない会社の漫画を読みたいですか?

中途採用でも役立つ採用漫画

採用漫画の使い道は新卒採用だけではありません。中途採用にも有効です。

中途採用であれば、「前職と比べて仕事内容がどう変わるのか」という不安を払しょくするために、漫画を通して仕事内容を疑似体験してもらうことが可能です。

また、即戦力の中途入社社員に社史を漫画化した小冊子を読んでもらうことで、さらに企業に親近感をもってもらい、いち早く組織に溶け込めるようなツールとして使用することも可能です。

増えている漫画コンテンツの活用方法

採用だけでなく、新人教育を漫画で行う企業が増えてきています。

例えば大手家電量販店で身だしなみや、礼儀について説明する際、以前は先輩から直接レクチャーを受けたり、教育・研修動画をみてもらうのが一般的でした。

そのような新人教育に、漫画コンテンツが新たに加わっています。新人に対して研修用の漫画冊子を渡しておくことで、わからなくなったタイミングで自発的に読んで復習してもらうことが期待されています。

このような漫画コンテンツで新人教育をする流れは、大手ゼネコンやコンビニエンスストア、グローバルな人材を受け入れているファストファッションの店舗研修にも使用されています。

漫画であればイラストである程度伝わるので、海外の方にもわかりやすく伝えることが可能です。

漫画の制作方法 ~フーモアの場合~

漫画の制作方法

プロモーション漫画を制作しているフーモアでは、漫画制作ヒアリングシートを記載してもらい、電話やメールで簡単なヒアリングを行うだけで漫画が納品可能です。

フーモアに漫画制作を発注すると、まず漫画制作ヒアリングシートを記載していただきます。ここで漫画コンテンツを制作する目的や、競合との違い、採用において絶対に伝えたい内容などをできるだけ記載していただきます。

例えば、捨てられないような表紙にしたい、WEB広告でも使用したいのでスマートフォンでも読めるようにしてほしいなど、できるだけ要望を書き込むことが重要です。

それでも思いつかない場合はマーケティング担当を兼任する制作ディレクターに相談することも可能です。

重要なのは、漫画を使ってどうしたいか

漫画コンテンツを制作する場合、目的が最も重要なポイントです。漫画コンテンツは手段にすぎません。

漫画だからみてもらえるだろうではなく、漫画を使ってどうしたいかが重要です。仕事内容を理解してもらいミスマッチを防ぎたい、地味だけど光る独自性を伝えたいなど、目的に沿った漫画コンテンツを制作することが漫画を有効にするコツです。

ここから問い合わせいただければラフ制作無料

漫画コンテンツがいいのはわかったけど具体的なイメージがつかない、上司に提案したいけど漫画は遊びだと思われて採用してもらえない。

そのような悩みは漫画コンテンツを検討されている多くの企業に見受けられます。フーモアではそのような担当者の悩みを解決するため、下記の問い合わせフォームからお問い合わせいただいた方に限り1~2Pの無償ラフを制作させていただきます。

コロナ渦でなかなか採用がうまくいかない、新人教育がうまくいかないと悩んでいる人事担当は、フーモアの漫画コンテンツに頼ってみてはいかがでしょうか。

漫画コンテンツのラフ制作