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【一覧】健康経営を目指す企業は取り入れたいサービス15選|導入のメリットも

自社における現在の労働力を高め生産性向上を実現するためには、健康経営の取り組みは欠かせません。

しかし、企業の健康課題を担当者だけで解決することは非常に困難です。そこでおすすめしたいのが、健康経営サービスの導入です。

本記事では健康経営や健康経営サービス導入のメリット、またサービスの選び方、おすすめのサービス15選を詳しく解説します。

目次[非表示]

  1. 1.健康経営とは
  2. 2.健康経営のメリット
  3. 3.健康経営サービスの具体例
  4. 4.健康経営サービスを導入するメリット3つ
    1. 4.1.効率的に健康診断業務ができる
    2. 4.2.従業員の健康意識が高まる
    3. 4.3.適切な保健指導ができる
  5. 5.ケースごとのおすすめ健康経営サービス15選【比較表つき】
    1. 5.1.多角的に健康支援を行えるサービス
    2. 5.2.健診代行サービス
    3. 5.3.ヘルスケアアプリサービス
    4. 5.4.健康管理サービス
    5. 5.5.ストレスチェック・保健指導支援サービス
    6. 5.6.食事支援サービス
  6. 6.健康経営サービスを導入するステップ
    1. 6.1.1.健康宣言を行う
    2. 6.2.2.健康課題を把握する
    3. 6.3.3.必要な健康経営サービスを導入する
    4. 6.4.4.効果測定を行う
  7. 7.健康経営サービスの選び方のポイント
    1. 7.1.機能に見合った価格である
    2. 7.2.操作しやすいシステムである
    3. 7.3.自社の課題を解決できる
    4. 7.4.健康経営優良法人の認定を目指せる
  8. 8.健康経営サービスで従業員の健康と企業の成長を目指そう


健康経営とは

健康経営とは、経営的な視点で従業員の健康管理を考えて戦略的に実施することです。

健康経営が注目されている理由は、少子高齢化の影響で労働人口が減少したためです。労働人口が減少すれば、どの企業でも人手不足が懸念されます。

そのため、企業は現在働く従業員を長く雇用する必要があります。今後も従業員を確保するために、健康経営を実施することは非常に重要なのです。

また、健康経営を推奨する経済産業省では、顕彰制度も設けられています。優良な健康経営に取り組む企業の可視化を目的に、「健康経営銘柄」「健康経営優良法人」が創設されました。

これらに認定される企業が年々増加していることから、健康経営に取り組む企業も増加しているとわかります。


健康経営のメリット

多くの企業が取り組む健康経営には、さまざまなメリットがあります。

例えば、企業の生産性が向上することです。健康経営で従業員の心身の健康が維持・向上することで、仕事に積極的に取り組めます。また、心身の健康が維持されれば、病気にかかる可能性が低くなることもあるでしょう。医療費が削減できるだけではなく、離職する可能性も低下するメリットが生まれます。

さらに、離職率が低いと採用活動が有利になることもあります。求職者は人材が定着している企業には良い印象を抱くはずです。健康経営に取り組む企業は特に社内外に「従業員の健康を気遣っている」と良いイメージを与えられます。

また、仮に健康経営の実施で健康経営優良法人に認定されれば、銀行の金利優遇や融資優遇が受けられます。このように、健康経営の実施にはさまざまなメリットがあるのです。


健康経営サービスの具体例

健康経営サービスとは、健康経営を進めるため・実現するためのサービスです。具体的には以下のサービスが挙げられます。

  • 健康診断やストレスチェックのサポート
  • 産業医との面談・保健指導支援
  • 福利厚生サービスの提供
  • 食事の補助

健康経営を進めるにあたり、「普段の業務が忙しく、健康診断に関わる業務にまで手を付けられていない…」と困っている場合は、健康診断のサポートサービスの活用がおすすめです。

健康診断やストレスチェックで問題のある従業員がいる場合は、産業医との面談・保健指導支援、また生活習慣病を防ぎたい場合は食事の補助など、企業の課題にあったサービスを選びましょう。


健康経営サービスを導入するメリット3つ

健康診断やストレスチェックのサポートや産業医との面談、食事の補助など、さまざまな健康経営サービスが提供されています。では、健康経営サービスの導入には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 効率的に健康診断業務ができる
  • 従業員の健康意識が高まる
  • 適切な保健指導ができる

上記3つのメリットを解説します。


効率的に健康診断業務ができる

健康診断の実施は企業の義務です。

しかし、健康診断業務を担当する方の中には、「普段の業務が忙しいから、健康診断の管理が大変」とお悩みの方もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが、健康診断のサポートサービスです。健康診断のサポートサービスでは、以下のようなサポートを受けられます。

  • 予約代行
  • 受診管理
  • 結果の一元管理
  • 健康課題の見える化

これらのサポートを受けることにより、「管理方法がバラバラで業務が効率的に進まない」「健康診断の受診率があがらない」「従業員の健康課題がわからず、健康経営が上手くいかない」などの悩みの解決が期待できます。


従業員の健康意識が高まる

健康経営サービスの中には、食事の補助やヘルスリテラシーに関する教育、健康管理アプリの提供などがあります。これらを導入すれば、食生活の改善や運動機会の増進で従業員の健康意識が高まるでしょう。健康課題解決のためのサービスをピンポイントで導入できるため、健康経営を上手く進められます。

また、従業員の健康意識が高まれば、心身の健康維持・向上につながります。病気になる可能性も低下し、病気による離職の可能性も低くなるでしょう。


適切な保健指導ができる

特に、複数の支社・営業所がある小規模企業は思った通りに「従業員の心と身体の健康づくり」ができていない可能性があります。

また、産業医が配置されていないこともあり、健康診断で問題があっても十分な対応ができていないこともあるでしょう。産業医が配置されている大規模企業であっても、一人ひとりへのケアができていない可能性も捨てきれません。 健康経営サービスを導入すれば、健康状態を自動判定できたり健康診断やストレスチェックの結果によって面談が受けられたりするため、丁寧な保健指導ができるでしょう。

また、サービスの中には、健康診断・勤務状況・面談内容・アンケートなどにより、産業医が従業員の健康状態をチェックできるものもあります。健康診断業務担当者も状況を把握できれば、健康経営の効果がアップするでしょう。


ケースごとのおすすめ健康経営サービス15選【比較表つき】

本章ではおすすめの健康経営サービスをご紹介します。企業の課題を解決できるサービスを探してみましょう。


多角的に健康支援を行えるサービス

「とにかく多角的に健康支援を行いたい」と考えている企業へのおすすめサービスは以下の3つです。

  • 健康支援サービス
  • HealthCare iris
  • KIRIN naturals

まずはそれぞれのサービスの特徴や向いている企業について、比較表を使って詳しく解説します。


健康支援サービス
(株式会社リロクラブ)
HealthCare iris
(アイテック阪急阪神株式会社)
KIRIN naturals
(キリンビバレッジ株式会社)
料金
要問い合わせ
要問い合わせ
要問い合わせ
サービス内容
■健康サポートアプリ
■健康診断代行
■ストレスチェック・エンゲージメントサーベイ
■メンタルヘルスケア
■健康管理
■健康経営施策
■ストレスチェック
■健康施策コンテンツ
■飲料・食品の置き型サービス
導入が向いている企業の特徴
■健康診断業務にまで手が回っていない
■従業員一人ひとりに異なるサービスを提供したい
■従業員の健康意識を高めたい
■ストレスチェックで企業・従業員の状態を知りたい
■健康経営優良法人の認定を目指している
■健康診断業務にまで手が回っていない
■産業医と連携したい
■健康経営優良法人の認定を目指している
■従業員の健康意識を高めたい
■食生活を改善したい

その他の機能については以下のとおりです。企業向け・従業員向けの機能などで自社に合っているかを見極めてみてください。


健康支援サービス|リロクラブ

健康支援サービスの特徴は、従業員の健康をあらゆる面でサポートできることです。例えば、健康サポートアプリで従業員の状態に合わせて最大3,000万通り以上のアドバイスを届けることができます。

また、健康診断業務の代行によって担当者の負担が減るだけではなく、従業員の健康診断受診率の向上も期待できます。加えて、ストレスチェックの実施で働きやすい環境づくりにもつながるでしょう。離職率の低下や採用力の強化にもなり、人手不足の解消も期待できます。 従業員向け機能は以下のとおりです。

【健康サポートアプリ】

  • ポイント付与
  • 動画配信
  • 健康レシピ配信
  • 健康コラム配信
  • 健康・食生活アドバイス
  • イベント開催


  【健康診断代行】

  • WEB予約
  • ストレスチェック


  【ストレスチェック・エンゲージメントサーベイ】

  • 結果閲覧・アドバイス配信
  • セルフケア促進動画配信


  企業向け機能は以下のとおりです。

【健康サポートアプリ】

  • 利用状況・生活習慣の分析


【健康診断代行】

  • 受診承認書の発行
  • データ管理


  【メンタルヘルスケア】

  • ストレスチェック


HealthCare iris|アイテック阪急阪神株式会社

HealthCare irisの特徴は、従業員の健康管理で健康経営施策を実施できることです。健康管理サービスで従業員の健康状態を一元管理することで、異常があった方に受診勧奨をしたり面談を実施したりすることが容易になります。

これらのサービスを活用すれば、健康経営のPCDAサイクルも上手く回るようになります。結果として、従業員の生産性アップが期待できるでしょう。

従業員向け機能は健康診断やストレスチェックの結果閲覧、メール配信があります。

企業向けでは従業員情報・健康診断結果をCSVで取り込めたり、労基署資料・意見書作成できたりなど便利な機能がついています。

KIRIN naturals|キリンビバレッジ株式会社

KIRIN naturalsの特徴は、ヘルスリテラシーにつながる健康施策を立てられることです。飲料・食品の置き型サービス、健康施策コンテンツを提供することで、従業員の健康を日常的にサポートできます。 従業員向け機能として、以下があげられます。

  • 動画・eラーニングの配信
  • オンライン健康セミナー
  • ヘルスリテラシーチェック

健診代行サービス


ハピルス健診代行 (株式会社ベネフィット・ワン)
健診代行サービス (株式会社バリューHR)
料金
お問い合わせ
お問い合わせ
導入が向いている企業の特徴
■健康診断業務にまで手が回っていない
■従業員の受診率が低い
■従業員の健康意識を高めたい
■健康診断業務にまで手が回っていない
■従業員の受診率が低い
■リモートワーク下出の健康管理が困難
従業員向け機能
■WEB予約
■WEB予約
企業向け機能
■各種集計・データ管理
■健康状態
■受診勧奨メール送信
■ストレスチェック
■データ管理
■健康診断予約
■問い合わせ対応
■未受診者の抽出
■健診費用の精算代行
■労働基準監督署への報告用集計
■産業医との意見書・面談記録の管理
サービスの特徴
■健康診断予約が簡単
■全国3,000機関+巡回健診約7,000回など受診可能場所が豊富
■未予約者・未受診者への受診勧奨
■健康診断結果の見える化で健康意識をアップ
■無料で法令対応のストレスチェックが利用可能
■全国3,000以上の健診機関と提携
■未予約者・未受診者への受診勧奨
■健診費用の精算を代行
■産業医との意見書・面談記録を管理
■健康診断の予約・受診進捗を見える化


ハピルス健診代行|株式会社ベネフィット・ワン

ハピルス健診代行の特徴は全国3,000機関と巡回健診約7,000回など受診可能場所があり、健康診断予約が簡単であることです。健康診断結果をシステムで可視化することによって、従業員の健康意識のアップも期待できます。 従業員向け機能は健康診断のWEB予約、企業向け機能は健康状態の各種集計・データ管理、受診勧奨メール送信があります。


健診代行サービス|株式会社バリューHR

健診代行サービスの特徴は、提携している全国3,000以上の健診機関で受診できることです。また、健診費用精算の代行や、健康診断の予約・受診進捗の可視化などにより、業務がスムーズに進みます。産業医との意見書・面談記録管理機能もあるため、従業員へのアフターケアにも対応できます。 従業員向け機能は健康診断のWEB予約です。企業向け機能には、健康診断予約や問い合わせ対応、健診費用の精算代行があります。また、労働基準監督署への報告用集計もしてもらえます。


ヘルスケアアプリサービス


HELPO (ソフトバンク株式会社)
KIWI GO (株式会社アジャイルウェア)
Beatfit for Business (株式会社アリストル)
料金
お問い合わせ
【初期費用】 0円
【月額料金/1ユーザーあたり】 500~2,700円
お問い合わせ
導入が向いている企業の特徴
■従業員の健康意識を高めたい
■従業員の健康状態を維持・向上させたい
■保健指導を依頼したい
■従業員の健康意識を高めたい
■従業員の健康状態を維持・向上させたい
■従業員の健康意識を高めたい
■従業員の健康状態を維持・向上させたい
■健康経営優良法人の認定を目指している

HELPO|ソフトバンク株式会社

HELPOの特徴は、24時間365日どこでも健康相談できることです。健康相談だけではなく、オンライン診療やPCR検査・ワクチン接種支援も行っています。 主な機能は以下のとおりです。

  • 健康相談
  • オンライン診療
  • 病院検索
  • 唾液PCR検査支援
  • ワクチン接種⽀援
  • 特定保健指導
  • 商品購入

KIWI GO|株式会社アジャイルウェア

KIWI GOの特徴は、日々のウォーキングを管理してくれることです。歩くとコインがたまったり、イベントを開催できたりすることで従業員の健康意識を高められます。 主な機能は以下の通りです。

  • 歩数測定
  • 社内サークル作成
  • イベント開催

Beatfit for Business|株式会社アリストル

Beatfit for Businessの特徴は、800以上のオリジナル運動コンテンツで従業員の健康を促進できることです。利用状況はモニタリングできるため、企業は従業員の健康状態を把握できます。 従業員の機能としては運動コンテンツの配信やイベント開催があります。企業に向けては、ダッシュボードやデータ分析機能で支援してくれます。

健康管理サービス


mediment (メディフォン株式会社)
newbie (株式会社マイクロウェーブ)
WELSA (インフォコム株式会社)
料金
お問い合わせ
お問い合わせ
お問い合わせ
導入が向いている企業の特徴
■健康診断業務にまで手が回っていない ■健康経営優良法人の認定を目指している ■産業医と連携したい
■健康診断業務にまで手が回っていない ■健康経営優良法人の認定を目指している ■ストレスチェックで企業・従業員の状態を知りたい ■産業医と連携したい
■健康診断業務にまで手が回っていない ■健康経営優良法人の認定を目指している ■従業員の健康状態を知りたい

それぞれのサービスについてさらに詳しく解説します。

mediment|メディフォン株式会社

medimentの特徴は、健康診断結果・ストレスチェック結果を一元管理することによって、約90%の業務量を削減できることです。 また、高リスク者を可視化でき、早期対応が可能になります。企業側のメリットだけでなく、健康相談窓口で心身の健康を相談できるという従業員側のメリットもあります。 主な機能は以下のとおりです。

  • 健康診断結果のデータ管理
  • 結果の自動判定
  • 受診勧奨メール一斉送信
  • 就業判定管理
  • 産業医面談管理
  • 労働基準監督署への報告書自動作成
  • 紙の健診結果のデータ化代行
  • ストレスチェックのWEB受検
  • 受検結果の自動判定
  • ストレスチェックの集団分析
  • 安全衛生委員会の日程・議事の管理
  • 心身の健康相談窓口
  • 抗体管理

newbie|株式会社マイクロウェーブ

newbieの特徴は、健康診断結果・ストレスチェック結果の一元管理と分析を行うことによって、健康経営のPCDAサイクルを確立できることです。従業員のメンタルヘルスも対策できるため、多角的な視点でサポート可能です。 主な機能は以下のとおりです。

  • 健康診断・特定健診・人間ドック結果のデータ管理
  • ストレスチェックのWEB受検
  • 受診率・有権者・面談対象の検索・抽出
  • 健康状態のダッシュボード
  • 再検査受診勧奨
  • 産業医面談管理
  • 労働基準監督署への報告書自動作成

WELSA|インフォコム株式会社

WELSAの特徴は、健康診断結果・ストレスチェック結果を一元管理できることはもちろん、従業員の健康リスクの予測で施策立案をサポートできることです。健康増進施策を提案してくれることが嬉しいポイントです。 主な機能は以下のとおりです。

  • 健康診断予約代行
  • 健康診断結果のデータ管理
  • 結果の自動判定
  • 従業員のカルテ作成
  • 再検査受診勧奨
  • 就業判定管理
  • 産業医面談管理
  • 労働基準監督署への報告書作成サポート

ストレスチェック・保健指導支援サービス


MIEL (株式会社エヌアイデイ)
ORIZIN (ピー・シー・エー株式会社)
料金
お問い合わせ
【年間料金/1ユーザーあたり】 1,848円~4,224円
導入が向いている企業の特徴
■保健指導を依頼したい ■従業員1人ひとり異なるサービスを提供したい
■ストレスチェックで企業・従業員の状態を知りたい
従業員向け機能
■メール ■測定値や活動状況の記録 ■測定値の自動記録 ■行動目標の確認 ■健診結果の閲覧
-
指導者/企業向け機能
■メール ■スケジュール管理 ■受診者の情報管理 ■健診結果の確認 ■指導計画・行動目標/行動計画の作成 ■初回面談・継続支援内容の記録 ■特定保健指導情報ファイルの作成 ■テンプレート作成
■ストレスチェック ■設問の追加 ■集団分析結果出力 ■心理相関図レポート ■高ストレス者への通知
サービスの特徴
■厚生労働省特定保健指導プログラムに準拠 ■情報をシステムで一元化 ■受診者用のスマホアプリあり
■ストレスチェック事前準備~実施完了までのほとんどを代行 ■追加設問の設定も可能 ■課題の分析が可能

以下から、それぞれのサービスについてさらに詳しく紹介します。

MIEL|株式会社エヌアイデイ

MIELの特徴は厚生労働省特定保健指導プログラムに準拠していることです。情報をシステムで一元化できるため、簡単な管理が可能です。また、受診者用のアプリがあることで、従業員一人ひとりをサポートできます。 従業員向け機能は以下のとおりです。

  • 測定値や活動状況の記録
  • 測定値の自動記録
  • 行動目標の確認
  • 健診結果の閲覧

  企業向けの機能は以下のとおりです。

  • スケジュール管理
  • 受診者の情報管理
  • 健診結果の確認
  • 指導計画・行動目標/行動計画の作成
  • 初回面談・継続支援内容の記録
  • 特定保健指導情報ファイルの作成

ORIZIN|ピー・シー・エー株式会社

ORIZINの特徴はストレスチェック事前準備から実施完了までのほとんどを代行してくれることです。課題を分析できるため、健康施策を考える際に便利です。 主な機能は以下のとおりです。

  • ストレスチェック
  • 設問の追加
  • 集団分析結果出力
  • 心理相関図レポート
  • 高ストレス者への通知

食事支援サービス

食事支援サービスでは以下2つが主なものとして挙げられます。


OFFICE DE YASAI (株式会社 KOMPEITO)
オフィスおかん (株式会社OKAN)
料金
お問い合わせ
お問い合わせ
導入が向いている企業の特徴
■食生活を改善したい ■従業員の健康状態を維持・向上させたい ■従業員の健康意識を高めたい ■健康経営優良法人の認定を目指している
■食生活を改善したい ■従業員の健康状態を維持・向上させたい ■従業員の健康意識を高めたい
サービスの特徴
■いつでも食事が可能 ■1人100円~購入可能 ■低コストでスタート
■いつでも食事が可能 ■1人100円~購入可能 ■テレワークに対応

どちらも向いている企業の特徴は似ていますが、やや異なる点はあるため、公式サイトの情報も併せて見ながら検討してみてください。

健康経営サービスを導入するステップ

健康経営サービスを導入する際には、4つのステップを踏んで進める必要があります。 1.健康宣言を行う 2.健康課題を把握する 3.必要な健康経営サービスを導入する 4.効果測定を行う 具体的にどのようなことをすればいいのか解説します。

1.健康宣言を行う

健康経営サービスの導入を決めたら、まずは健康宣言を行いましょう。健康宣言とは、経営陣が従業員の健康管理を行い、企業として健康課題の解決に向けた健康経営の取り組みの開始を公表することです。公表する際は、社内外に発信するようにしましょう。 健康宣言を行うことで、従業員の健康意識も向上させることが期待できます。

2.健康課題を把握する

健康経営サービスを導入する前には、従業員の健康課題を把握する必要があります。コストや時間が無駄にならないよう、企業にはどのような健康課題があるのか確認しましょう。従業員がどのような健康意識を持っているかをチェックすることも大切です。 健康課題が把握できたら、健康経営を進める部署・担当者を決めます。健康経営の知識がない担当者に対しては、セミナーの参加や研修の実施で対応しましょう。

3.必要な健康経営サービスを導入する

健康課題を明確にし担当者を決めたら、必要な健康経営サービスを探します。課題だけではなく、従業員の健康意識を基に導入すべきサービスを考えるのもいいでしょう。 適切なサービスでなければ、健康経営の効果が出にくくなる場合があります。複数のサービスを比較して、自社に合うサービスを導入してください。

4.効果測定を行う

健康経営サービスは導入して終わりではありません。時間やコストをかけて導入したのにも関わらず、効果が出ていないと健康経営を効率的に進められないことは確かです。そのため、導入したサービスの効果を細かく分析する必要があります。効果をデータ化し、結果によって改善を行いましょう。 注意したいのは、短い期間で効果は出ないということです。中長期的な目線で行うことが大切です。戦略を立てる際も、長い目線を持っておくといいでしょう。

健康経営サービスの選び方のポイント

健康経営サービスを選ぶ際には、以下4つのポイントをチェックするようにしましょう。

  • 機能に見合った価格である
  • 操作しやすいシステムである
  • 自社の課題を解決できる
  • 健康経営優良法人の認定を目指せる

1つずつ解説します。

機能に見合った価格である

健康経営サービスを導入する際は、複数のサービスを調べたうえでどのような機能が必要かをまとめます。提供する機能によって価格が変動するためです。必要機能がわかったら、候補のサービスの価格をチェックしましょう。あまりに高額な場合は機能に見合った価格であるか考えましょう。

操作しやすいシステムである

健康経営サービスを管理する担当者は、日常的にシステムを利用することとなります。そのため、簡単に操作できるシステムであることも大切です。直感的に操作できるシンプルなものを選びましょう。加えて、データをCSVファイルで取り込めるタイプは、従業員情報を一人ひとり入力する必要がないため便利といえます また、企業に合わせてカスタマイズできる機能もあればいいでしょう。従業員によって異なるニーズに対応できたり、健康経営に効果が出てきた際にカスタマイズができたりすれば、上手く活用できます。

自社の課題を解決できる

次に自社の課題を解決できるサービスを選ぶことが重要です。健康経営の効果を出すためには課題解決ができるサービスである必要があります。 健康診断受診率に問題があるなら、健康診断受診勧奨を選ぶなど、課題に合わせて選びましょう。

健康経営優良法人の認定を目指せる

健康経営優良法人の認定を目指しているのであれば、目標を達成できるサービスを選びます。 認定のためのサービスを選ぶ際には、現在の認定要件をチェックする必要があります。定期検診受診率はどの程度か、ストレスチェックは実施しているか、長時間労働者に対応する取り組みはあるか、など認定要件は多岐に渡ります。必ずチェックして、認定要件をクリアできるサービスを選びましょう。

健康経営サービスで従業員の健康と企業の成長を目指そう

健康経営は従業員の健康で生産性をアップし、今後さらに企業が成長するために欠かせないものです。健康経営を実現することは簡単ではありませんが、適切な健康経営サービスを導入すれば、健康経営の効果を生み出せます。 自社に合ったサービスはどれかをしっかりチェックして、健康経営を目指しましょう。 もしどのサービスを導入すればいいのかお困りの場合は、ぜひリロクラブにご相談ください。多角的な健康支援サービスで、健康経営の推進を支援します。

RELO総務人事タイムズ編集部
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RELO総務人事タイムス編集部です。 本メディアは、「福利厚生倶楽部」の株式会社リロクラブが運営しています。 「福利厚生倶楽部」の契約社数は19,200社、会員数710万人という規模で、業界シェアNo.1を誇ります。 従業員満足を追求する人事や総務、経営者の皆様にとって少しでも有益になる情報を発信していきます。

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