ホワイト企業認定で採用課題を解決しよう

ホワイト企業認定で採用課題を解決しよう

働き方の多様性が求められている中、社内制度の改善に力を入れているが採用課題は一向に解決しない。そんな悩みをもつ企業は少なくありません。今回は、ホワイト企業認定を活用して採用課題を解決した企業や、ライバル企業との差別化を図っている企業の事例を紹介します。

ホワイト企業認定とは

ホワイト企業認定とは

ホワイト企業認定とは、一般財団法人 日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)が運営する、企業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の民間認定制度です。“次世代に残すべき素晴らしい企業” を発見し、取り組みを評価・表彰しています。

働く人がそれぞれの個性と特徴を活かしながら、はつらつと創造的に働く。ホワイト企業認定は、そのような企業を発見、普及することを目的としています。ホワイト財団では、ホワイト企業にふさわしい企業は以下の3要素をもった企業と定義しています。

  • 長期にわたって健全な経営を続けられる優れたビジネスを行う企業
  • 従業員が安心して働き続けられるために優れた社内統治を行う企業
  • 時代のニーズに合わせた従業員の働きがい(エンゲージメント)を高く保つ企業
ホワイト企業認定とは?その必要性と取得のメリット

採用課題を解決するホワイト企業認定の3つのメリット

自社の採用活動で、このような課題を感じていませんか。

  • 採用応募数が少ない
  • 内定の承諾率が低い
  • 自社にあった人材を採用できない …etc.

素晴らしい教育制度や社風、はたらきやすさは伝わらなければ意味がありません。自社の魅力が伝えきれていない企業には、ホワイト企業認定を取得して、採用課題を解決することをおすすめいたします。

ホワイト企業認定取得のメリットは、以下の3つです。

メリット1.採用応募数と質に高い効果がある

働き方改革の推進に伴い、どの企業も優秀な人材が長く活躍できるよう労働環境を整えています。しかし、自社PRや採用媒体の利用だけでは、優秀な人材の採用が難しいのが実態です。

そこで、第三者機関から認められている事実をあわせてPRすることで説得力が増し、自社の魅力をわかりやすく伝えることができます。

メリット2.内定承諾時の競合他社との違いが出せる

入社前から労働環境を気にする求職者は活躍の見込みがないのでしょうか。決してそうではありません。むしろ、優秀な人材こそ入社前にしっかりと企業研究を行います。

複数社から内定を得ている求職者にとって、ホワイト企業認定取得企業であるという事実は、大きなプラスポイントになります。

メリット3.ミスマッチのない採用活動へ

入社した人材がすぐに辞めてしまっては、せっかくの採用活動も水の泡です。お互いにとって不幸な結末となってしまいます。ホワイト企業認定では「ビジネスモデル/生産性」「労働法遵守」など7つの指標を設け、それぞれ採点します。

自社の強みも弱みもしっかり伝えることで本当に自社にあった人材を採用することができます。

ホワイト企業認定を取得した企業の実際の活用事例

ホワイト企業認定を取得した企業の実際の活用事例

次に、実際にホワイト企業認定を通して採用課題を解決した2社の事例を紹介します。

ゲオホールディングス

ゲオホールディングス

ゲオホールディングスは、2019年3月からホワイト企業認定を活用しています。小売業の働きづらい、ワーク・ライフ・バランスが保てないなどのイメージを払拭し、今いる従業員をはじめ、もっとたくさんの人にゲオで働く魅力を伝えたいという課題がありました。

●担当者の声

ホワイト企業認定取得後、特に経営層や管理職の中で「ホワイト企業認定取得企業である」という意識がされるようになったと感じます。

ホワイト企業認定取得企業として恥じない企業であるために、もっと働きやすく働きがいのある企業にしていくためにと、ホワイト化の動きがより加速してきており、取り組みの後押しになっています。

それにより、経営が本気でホワイト化に取り組んでいることを従業員も感じているように思います。また、社外からもその本気度を感じていただけることが多くなり、定期的に情報交換をしたり、社内外問わず多くの支援をいただきながら取り組みを進めることができています。

トモエシステム

トモエシステム

トモエシステムは、ショベルカー全世界販売台数の70%に関わっており、「社員一人ひとりが生産性を向上し、イキイキと安心して働ける環境づくり」と「グローバル化に対応できる多様な人材の確保」が急務の課題となっていました。

●担当者の声

社員満足度を高め、働きやすさと働きがいを追及するなかで、様々な取り組みと成果を自己満足で終わらせることのないよう、客観的な評価問うためにも、ホワイト企業認定に応募しました。

その客観的な評価により社員が改めて施策への納得感を得られたと感じます。「働きやすさと働きがい」の両方を追求するトモエシステムにとっては、自社の成長を強く感じられました。

採用面では、中小企業の有効求人倍率は9倍前後と非常に厳しいなか、社内改革前後で新卒採用ではエントリー数が3倍説明会参加人数は5倍に増加しています。離職率は低下の一途をたどっており、直近では2.3%と業界平均(15.5%)を大きく下回るほどになりました。

ホワイト企業認定を活かす新しいサービス

ホワイト企業認定を活かす新しいサービス

ホワイト企業認定を取得すると認定マークが付与され、採用媒体や名刺など、自社PRに活用することができます。認定マークの活用により、採用課題を解決するためのプロモーション活動の効果に期待がもてるようになります。

また、自社で認定マークを活用する以外に、ホワイト財団が下記のようなサービスも提供しています。

人事/社員、学生インタビューページ

人事/社員、学生インタビューページ

一般財団法人 日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)が運営するメディアに企業インタビューを掲載いたします。企業情報のほかに、働き方の特徴や、なぜ働き方を大切にしているかなどホワイト企業認定を取得した企業ならではの情報を掲載しています。

ほかにも人事/社員向けや学生向けのページを制作することが可能です。採用課題の解決にメディア戦略を取り入れてみてはいかがでしょうか。

動画制作プラン

動画制作プラン

ホワイト企業認定取得企業であることを効果的に打ち出せる、動画制作プランもあります。従来の事業PRではなく、働き方にフォーカスしたものになっていますので、他社との差別化を図るツールとして好評です。

集客用や会社説明用など用途にあわせて活用することで、採用課題の解決により効果を発揮します。

認定取得をホワイトパートナーのリロクラブが支援

企業のホワイト企業認定取得をリロクラブがサポートいたします。企業の経営課題、採用課題の解決のために、ホワイト企業認定の取得を検討してみてはいかがでしょうか。