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スタートアップ企業で導入すべき福利厚生!具体例とメリットを解説

スタートアップ企業は新しく事業を設立したばかりで、大企業や安定した経営基盤を持つ企業に比べて、従業員への福利厚生が劣ってしまうのが現状です。

しかし、従業員1人ひとりが頑張ることによって成長し、組織全体を活性化させていくためにも、スタートアップ企業にこそ福利厚生の充実が求められるといえます。スタートアップ企業には、福利厚生の一環としてユニークな制度の導入や柔軟な働き方の実施など、独自の取り組みがあることも特徴です。

本記事では、スタートアップ企業で導入すべき福利厚生と具体例をご紹介します。自社で導入するとしたらどうなるかなど、実際にイメージを膨らませながら参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.そもそも福利厚生とは?
  2. 2.スタートアップ企業に導入される福利厚生の特徴
    1. 2.1.個性的な取り組みが行われている
    2. 2.2.キャリアアップを支援する仕組みが整っている
    3. 2.3.柔軟な勤務時間体系とリモートワークワークが導入されている
  3. 3.スタートアップ企業における福利厚生制度のメリット
    1. 3.1.優秀な人材の獲得につながる
    2. 3.2.働く環境や企業文化に魅力を感じられる
    3. 3.3.節税できる
  4. 4.スタートアップ企業における福利厚生制度のデメリット
    1. 4.1.福利厚生に充てる予算が十分に確保されない場合がある
    2. 4.2.競争力が低下する可能性がある
  5. 5.スタートアップ企業の福利厚生の充実における注意点
    1. 5.1.効果的な予算配分を意識する
    2. 5.2.外部の専門家やコンサルタントの助言を活用する
    3. 5.3.従業員のニーズと合っているか確認する
  6. 6.スタートアップ企業で福利厚生を導入するならリロクラブの利用がおすすめ!
  7. 7.スタートアップ企業でも福利厚生を充実させて従業員の士気を高めよう

そもそも福利厚生とは?

福利厚生とは、企業や団体が従業員に提供する福利措置や制度のことを指します。主な目的は、従業員の働きやすさや生活の質を向上させることにあります。健康保険や厚生年金、退職金制度や休暇制度の充実、労働時間の柔軟化などが一般的な福利厚生の内容です。

福利厚生の充実は、従業員の働きやすさや満足度を高め、ワークライフバランスの実現や生産性の向上を期待できます。 福利厚生についてもっと詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。

■参考記事;福利厚生とは?人気の種類・導入方法やおすすめの代行サービスを解説!


スタートアップ企業に導入される福利厚生の特徴

スタートアップ企業における福利厚生の特徴は主に3つあり、以下のとおりです。

  • 個性的な取り組みが行われている
  • キャリアアップを支援する仕組みが整っている
  • 柔軟な勤務時間体系とリモートワークワークが導入されている

本章では、上記を詳しく紹介します。

個性的な取り組みが行われている

スタートアップ企業の福利厚生では、大手企業と異なりユニークな制度を導入した取り組みが行われています。

例えば仮眠を取れる部屋を導入したり、スポーツクラブの会費補助等を支給したりといった、従業員の健康を維持するサービスです。

スタートアップ企業の歴史は浅いことから、福利厚生においては従業員一人ひとりが自己のパフォーマンスを最大限に発揮できる環境を整えることが目指されます。

また、競合の中で成長するためには柔軟さも求められます。このため、個性的な取り組みで積極的に生産性向上を目指しているのが特徴です。


キャリアアップを支援する仕組みが整っている

自身のスキルや能力を磨きながらキャリアを発展させられる福利厚生もあります。

例えば、社内研修や外部の専門的なトレーニング、セミナーへの参加など、さまざまな成長支援プログラムが用意されています。

また、キャリアカウンセリングの実施なども挙げられます。

企業によっては資格取得の補助金が出たり、業務に関係する書籍の購入代を負担してもらえたりなどといった、従業員のモチベーションアップにつながる制度も行われています。


柔軟な勤務時間体系とリモートワークワークが導入されている

フレックスタイム制など、勤務時間が柔軟かつリモートワークが導入されていることが多いのも、スタートアップ企業の福利厚生の特徴です。

従業員は自身の生産性を最大限に発揮するために、最も効率的な働き方を選べます。

例えば、朝型の人は早朝から仕事を進めることができ、夜型の人は夜遅くまで働くことが可能です。

これにより、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなり、通勤時間の削減や家族との時間を大切にできるのが大きな点です。

また、リモートワークの導入により、従業員は自宅やカフェなど、自分にとって最も集中できる環境で仕事ができます。

これにより通勤時間の削減やオフィスの制約から解放され、生産性の向上やストレスの軽減につながります。


スタートアップ企業における福利厚生制度のメリット

スタートアップ企業における福利厚生制度にはメリットがあります。企業規模によって異なるイメージがありますが、メリットにおいてはスタートアップ企業も大企業も共通しています。

  • 優秀な人材の獲得につながる
  • 働く環境や企業文化に魅力を感じられる
  • 節税できる

本章では上記2つのメリットを解説します。

優秀な人材の獲得につながる

優秀な人材の獲得に福利厚生が効果を発揮します。

例えば、柔軟な働き方やワークライフバランスの充実など、従業員のニーズを満たす福利厚生を用意することで、優秀な人材の獲得につながります。

優れた人材は魅力的な企業に惹かれます。給与以外の面での待遇や福利厚生が整っていると、従業員は将来のキャリアやワークライフバランスを考える上で、より就職の選択肢に入れやすくなるでしょう。 また、長期的な人材の定着にもつながります。

特にスタートアップ企業では即戦力を採用し、会社を右肩上がりで成長させていく必要があることから、より人材面は重要な要素になるでしょう。

福利厚生制度が整っていれば、従業員の満足度やモチベーションの向上にも寄与し、離職率を低く抑えることができます。

働く環境や企業文化に魅力を感じられる

従業員自身が働く環境や企業文化に魅力を感じられる福利厚生もまたスタートアップ企業の特徴です。 リフレッシュ休暇などをはじめとした「特別休暇制度」を設けると、従業員自身が誕生日や家族の記念日などを理由に休むことができます。

大切な日に仕事を休んで大切な人と一緒にいられる時間を充分に確保できるのは、従業員にとって非常に魅力的に映るはずです。 これにより、従業員の働きやすさや生産性が向上し、組織全体のパフォーマンスが向上するのがポイントです。

節税できる

スタートアップ企業に限らずすべての企業で行えることですが、福利厚生を充実させると節税を行えます。具体的には所得税や法人税面での節税効果があります。

一部の費用は従業員への給与として支給されることはなく、従業員に対する福利厚生、つまり「福利厚生費」として仕訳されるからです。 福利厚生費として計上できた場合、税務上は損金扱いになります。これゆえに企業は節税効果を得ることができるのです。

スタートアップ企業における福利厚生制度のデメリット

スタートアップ企業における福利厚生制度にはもちろんデメリットもあります。デメリットは具体的には以下のとおりです。

  • 福利厚生に充てる予算が十分に確保されない場合がある
  • 競争力が低下する可能性がある

一つひとつ詳しく説明します。

福利厚生に充てる予算が十分に確保されない場合がある

スタートアップ企業における福利厚生制度のデメリットの1つには、福利厚生に充てる予算が十分に確保されにくい点が挙げられます。

スタートアップ企業は成長途中にあり、限られた予算やリソースを計画的に配分する必要があるからです。 スタートアップ企業の福利厚生は、福利厚生に充てる予算を他の領域に回すことがある場合もあります。

競争力が低下する可能性がある

2つ目のデメリットは競争力の低下です。スタートアップ企業では、限られた予算やリソースの中で事業の成長を追及するため、福利厚生に資金を割くことによって他の部分の成長がおろそかになってしまうかもしれません。

これにより、他のスタートアップ企業と比較して劣ってしまう状況が生じます。福利厚生制度は、従業員の満足度やモチベーション向上につながる制度であることは確かです。このため、自社の経営状態とバランスを取りながら従業員のニーズに合わせて適切な制度を検討することが大切です。

スタートアップ企業の福利厚生の充実における注意点

本章では、スタートアップ企業において福利厚生を充実させる際の注意点をご紹介します。これから福利厚生を充実させていこうと考えているスタートアップ企業の担当者はぜひ参考にしてください。

  • 効果的な予算配分を意識する
  • 外部の専門家やコンサルタントの助言を活用する
  • 従業員のニーズと合っているか確認する

効果的な予算配分を意識する

スタートアップ企業で福利厚生を導入する注意点は、限られた予算の中で効果的に配分することです。福利厚生を導入するにはコストがかかるため、予算を適切に使いながら最大の効果を得ることが求められます。

大企業であれば福利厚生に時間もお金もかけられるかもしれませんが、スタートアップ企業にはとにかくリソースが足りないことがほとんどでしょう。このため、福利厚生サービスを提供しているアウトソーシング会社に相談する際には予算をあらかじめ決めておき、相談してみると良いでしょう。

外部の専門家やコンサルタントの助言を活用する

信頼できる福利厚生の専門家を選ぶことも重要です。

福利厚生制度の構築は時間と労力を要するため、外部の専門家やコンサルタントの助言を活用することで、手続きがスムーズになるからです。

相談事項としては、例えば企業規模に合った福利厚生制度の導入ができているかといった点でしょう。大企業とスタートアップ企業では導入すべきプランが異なってきます。

従業員のニーズと合っているか確認する

スタートアップ企業の福利厚生における最後の注意点は、柔軟な福利厚生制度を導入する必要がある点です。従業員のバックグラウンドやライフスタイルは異なります。

そのため、従業員一人ひとりのニーズに合わせた選択肢を提供することが求められます。 福利厚生は、従業員のためのものであり、従業員の二―ズに合っていないと意味がありません。従業員のニーズを確認し、それに合わせた福利厚生制度を導入することが大切です。

例えば、従業員の多くがワークライフバランスを重視している場合はリフレッシュ休暇を導入するといった施策が挙げられます。 また、従業員のスキルを重視している場合は、書籍代の購入費や資格取得の支援などの福利厚生を検討する必要があります。

従業員の声を聞き、具体的なニーズや改善点を把握することが重要です。


スタートアップ企業で福利厚生を導入するならリロクラブの利用がおすすめ!

  リロクラブは、多様な福利厚生を提供するプラットフォームです。リロクラブの福利厚生制度には、健康サポートやメンタルヘルスケアサービス・育児支援サービスなどのサポートがあり、従業員が自分に合った福利厚生を選択できます。

従業員は自分の好みに合わせて福利厚生を選択できるため、ワークライフバランスの向上や生活の充実感を得ることができます。

また、リロクラブは使い勝手も良く、簡単に利用できるのも大きな点です。

スタートアップ企業で福利厚生を導入したい際は、ぜひ、リロクラブに相談することをおすすめします。



スタートアップ企業でも福利厚生を充実させて従業員の士気を高めよう

本記事では、スタートアップ企業で導入すべき福利厚生と具体的なメリットを中心にご紹介しました。企業によっては、自身のスキルアップやキャリアパスを支援する取り組みが行われており、研修やキャリア相談といった機会があります。

スタートアップ企業はどうしても福利厚生面は疎かになりがちですが、資金面と相談しつつ上手く活用することで、従業員のモチベーションアップや企業のブランドイメージ向上などにつながります。ぜひ今回の記事で説明したことを参考にして、自社でも役立ててみてください。

「それでも福利厚生を導入するのが不安、難しい」と感じている方は、リロクラブの「福利厚生倶楽部」を検討することがおすすめです。

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RELO総務人事タイムズ編集部
RELO総務人事タイムズ編集部
RELO総務人事タイムス編集部です。 本メディアは、「福利厚生倶楽部」の株式会社リロクラブが運営しています。 「福利厚生倶楽部」の契約社数は19,200社、会員数710万人という規模で、業界シェアNo.1を誇ります。 従業員満足を追求する人事や総務、経営者の皆様にとって少しでも有益になる情報を発信していきます。

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