イーウェルとは?福利厚生サービスの特徴や評判、導入事例を紹介
株式会社イーウェルとは、企業向けに幅広い福利厚生サービスを提供している企業です。イーウェルが提供する福利厚生サービスの種類は多岐に渡っているため、無意識のうちに会社で利用していた、という担当者も少なくないでしょう。
イーウェルの福利厚生サービスは従業員のニーズに合わせたものが揃っていることが特徴です。とはいえ、イーウェルについてよく知らない、あるいは「知ってはいるものの、サービス導入にあたってどのような企業か知っておきたい」と考えている方も多いはずです。
そこで本記事では、イーウェルの福利厚生サービスの特徴や評判、導入事例を詳しく紹介します。
▼もっと福利厚生の基本について、知りたいという方は次の記事をご参考ください。
目次[非表示]
- 1.イーウェルとは
- 2.イーウェルが提供する3種類のサービス
- 2.1.福利厚生制度構築支援サービス
- 2.2.健康経営推進支援サービス
- 2.3.マーケティング支援サービス
- 3.イーウェルの福利厚生サービスがもたらすメリット
- 3.1.女性が安心できるサービスが利用できる
- 3.2.福利厚生サービスの導入実績が豊富
- 3.3.コストが低く企業の負担が少ない
- 4.イーウェルを導入した企業の導入事例
- 4.1.トヨタ自動車株式会社
- 4.2.株式会社資生堂
- 4.3.株式会社デンソー
- 5.福利厚生サービスをおすすめしたい企業の特徴
- 5.1.従業員のニーズに合ったサービスを選べる
- 5.2.導入するコスト面と目的を明確にできる
- 5.3.従業員の離職率低下につながる
- 6.イーウェルの福利厚生サービスを理解して、福利厚生を充実させよう
イーウェルとは
株式会社イーウェルとは、「『あったらいいな』から『なくてはならない』存在へ」を基本方針として、健康支援を通じ福利厚生サービスを提供する企業です。
企業に応じて低コストでサービスを導入することができ、企業側は旅行や健康増進などといったさまざまな福利厚生サービスを受けられます。
イーウェルが強みとしているのは福利厚生にかかわるソリューションをワンストップで行えることです。福利厚生・健康支援・人事総務分野など各分野と運用を一元化することによってコスト削減や業務効率化を目指します。
イーウェルが提供する3種類のサービス
イーウェルのサービスは、従業員の健康を考慮したラインナップです。旅行や健康管理、介護などのさまざまなメニューが挙げられます。
- 福利厚生制度構築支援サービス
- 健康経営推進支援サービス
- マーケティング支援サービス
それぞれ詳しく本章では紹介します。
福利厚生制度構築支援サービス
イーウェルの福利厚生制度構築支援サービスは、企業の福利厚生制度や健康支援などに関する情報を発信するサービスです。サービスの種類は3種類あり、c-CANVASとWELBOX、健康施策実行支援サービスが挙げられます。
c-CANVAS
「c-CANVAS」とは、企業の社内制度や情報を整理して使いやすく活用できる情報プラットフォームです。c-CANVASは社内の情報が1つのサイトとして一元化されており、従業員に認知度が高いのが特徴です。 社内情報が色々なサイトに分散していて情報が届かない、あるいは従業員へのメッセージがなかなか届かないなどといった悩みも、このc-CANVASを導入すると課題が解決するでしょう。
WELBOX
「WELBOX」は、導入企業の従業員が使える娯楽施設の優待やさまざまなサービスをまとめたパッケージ型の福利厚生アウトソーシングサービスです。サービスの種類は、育児や介護、海外ホテルなどといった幅広いサービスにわたります。 WELBOXの主なメリットは、低コストで福利厚生サービスの運営をアウトソーシングできることです。例えば福利厚生サービスを導入するときに、企業担当者が運用の手続きやサービスについて問い合わせられることはなく、外部のスタッフが対応するため、知識がなくても安心して運用ができます。
健康経営推進支援サービス
健康経営推進支援サービスは、従業員の健康データを可視化するための基盤構築と業務整理をアウトソーシングできるサービスです。主な特徴は、健康予約や健診データに関する手続きを一括で行えることです。 健康経営推進支援サービスには、健診事務代行、健康施策実行支援サービス、健康管理システムなどのサービスが中心に挙げられます。本章ではそれぞれについて詳しく解説します。
健診事務代行
「健診事務代行」とは、従業員の健診結果でデータ分析ができなかった処理など、健診の事務に関する業務をすべて一括で代行します。イーウェルの健診事務代行は、全国約3,000の健診機関ネットワークとしてつながっており、利便性が高いのが特徴です。 従業員の健康診断は社外の関係者と連携して実施する必要があるため、事務処理が大変になりがちです。そこで健診事務代行を利用することによって、予約管理から健診結果までの業務を一括で外部委託すれば、担当者の負担が減ります。 これにより、担当者が他の業務に集中できるのがポイントです。
健康インセンティブ
「健康インセンティブ」とは、健康活動に関するモチベーションの向上をサポートするサービスです。従業員の健康活動の成果とともにポイントが付与されます。例えば、定期的な健康診断への参加や健康プログラムへの参加などを行うと、健康行動を促進するためのポイントが加算されていきます。 インセンティブで溜まったポイントは景品と交換でき、従業員のモチベーションが向上するきっかけになります。このように健康インセンティブは、従業員の健康に対する関心や積極的な取り組みを高め、組織全体の健康促進につながります。
健康管理システム
「健康管理システム」は、従業員の健康状態が可視化できるサービスです。主な特徴は、従業員の健康状態や面談記録などの情報をデータベース上で一元管理できることです。 健康診断報告書の作成において、手作業やExcelの作業では時間と労力がかなりかかります。紙面での健康診断書類を担当する人事担当者の業務の負担は大きく、必要なデータを探すのに時間がかかってしまうことも発生します。 その点、健康管理システムは、健康管理にかかる業務工数を大幅に削減することができるのがポイントです。従業員一人ひとりの健康状態をデータで確認できるため、健康への意識を高めることができます。
マーケティング支援サービス
イーウェルのマーケティング支援サービスは、福利厚生サービスにおける顧客への付加価値の向上を目指すサービスです。マーケティング支援サービスには、「顧客満足度向上支援サービス」と「コンテンツパートナーサービス」という2つのサービスがあります。 本章では上記2種類のサービスをご紹介します。
顧客満足度向上支援サービス
「顧客満足度向上支援サービス」は、パッケージ型福利厚生サービスWELBOXを、自社の顧客に向けても提供できるお得なサービスです。WELBOXで提供している施設や優待メニューなどを加えて、クライアントのニーズに合ったサービスを導入できます。 顧客満足度向上支援サービスは、WELBOXを含めてイーウェルの持つ各サービスをカスタマイズすることもできます。この結果、顧客満足度が向上するというわけです。顧客との接点を改善して付加価値を上げたいと悩んでいる企業におすすめです。
コンテンツパートナーサービス
「コンテンツパートナーサービス」は、福利厚生サービスWELBOXのコンテンツを販売して収益向上を目指すサービスです。コンテンツパートナーサービスのメリットは、サービスの開発コストを抑えられる点です。 コンテンツパートナーサービスでは、企業の課題に応じて独自コンテンツを開発することができます。コストをかけずに収益向上を目指すことができ、運用費用も抑えることができます。価格競争が激しく利益の確保が難しい、といった企業におすすめです。
イーウェルの福利厚生サービスがもたらすメリット
イーウェルでは福利厚生サービスだけではなく、健康に特化したサービスにも力を入れています。福利厚生制度の一環として旅行や介護、健康増進などの様々なサービスを会員価格で利用することができます。
- 女性が安心できるサービスが利用できる
- 福利厚生サービスの導入実績が豊富
- コストが低く企業の負担が少ない
本章では、イーウェルの福利厚生サービスがもたらすメリットについてご紹介します。
女性が安心できるサービスが利用できる
イーウェルの福利厚生サービスは、育児・介護などのサービスの種類が豊富です。具体的には、保育所の利用や介護の入会金が無料になるなど、従業員の生活をサポートする取り組みにも力を入れています。 育児と両立している社員からすると、育児を支えるサービスが導入されて生活の負担が減るのでとても嬉しいことです。社員のワークライフバランスを整えられる一つの魅力です。
福利厚生サービスの導入実績が豊富
株式会社イーウェルは受託実績が374万人と業界の中でもトップクラスの実績を誇っています。企業が抱える福利厚生のコストなどの課題に合わせたサービスを導入することによって、その企業に応じたプランを用意することが可能なのです。 主に上記のメリットから高い導入実績があり、多くの企業から信頼を集めています。受託実績の中でも、健康支援サービスを含めた運用が多いです。
コストが低く企業の負担が少ない
全国各地の施設やサービスが低コストで利用できるのもイーウェルの強みです。福利厚生サービスの対象であるフィットネスクラブや宿泊施設などのサービスが割引で提供されます。 本来は福利厚生の内容によって導入する際にコストがかかるため、従業員に合った福利厚生を充実するにも厳しいケースが多いですが、イーウェルでは月額費用が比較的安めであるため、企業の負担が減ることもポイントでしょう。
イーウェルを導入した企業の導入事例
イーウェルの福利厚生サービスは、大企業から中小企業などといった多くの企業に導入されています。全体での契約団体数は1,299社で、中でもカフェテリアを運用しているという企業は約436団体と実積が高いのが特徴です。 実際に導入している福利厚生サービスの中で大手企業を含めた導入事例を3つご紹介します。(2023年7月調査)
トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車株式会社は、自動車の開発から製造などを行っている企業です。イーウェル社の福利厚生サービスが導入されたことによって、保養所やスポーツセンターなどといった施設の割引き制度が利用できるようになりました。 特に保養所のサービスが充実しており、従業員がマッサージルームを利用できるサービスも割引で利用できます。社員のリフレッシュをサポートする制度が整っているのがポイントです。
株式会社資生堂
株式会社資生堂は、スキンケアや美容液などの化粧品を開発している企業です。同社の福利厚生制度でイーウェルのサービスを導入した結果、健康診断や寮・社宅制度などのサポートが新しく作られました。 社宅や住宅手当といった住居支援や、育児などのライフデザインを支援する福利厚生サービスを取り入れることによって、社員の生活負担を減らせるようになっています。
株式会社デンソー
株式会社デンソーは、自動車の製造やエアコンシステムなどを開発している企業です。デンソーでは社員のライフスタイルに合わせた福利厚生制度が豊富で、特にキャリアアップの支援に力を入れています。 関連するイーウェルのサービスとして、資格取得や生活補助などを受けられるサービスが用意されています。
そのほか、住宅リフォームやスポーツ施設などといった団体融資制度も利用できるのがポイントです。 特にデンソーの住宅サポートは充実していることで有名です。工場から近いため職場に通いやすい場所に建っていることから、社員の負担を減らすことにつながっています。
福利厚生サービスをおすすめしたい企業の特徴
企業で福利厚生サービスの導入を検討している場合は、コスト面や、従業員とどのサービスが必要なのかを明確にすることが重要です。
しかし、実際には「自社には福利厚生の充実はこれ以上必要なのだろうか」「できるのだろうか」と心配している担当者も少なくないでしょう。 そこで本章では、福利厚生サービスをおすすめしたい企業の特徴を紹介します。
従業員のニーズに合ったサービスを選べる
経営者や人事担当者が福利厚生サービスを導入する際には、従業員が抱いている問題が合っているかどうか意見を聞くことが大切です。企業側が従業員の意見を聞かないまま導入すると、満足度が低い結果になる可能性が高くなります。
満足度高く利用してもらうためには、ヒアリングやアンケート調査を始めることがおすすめです。従業員の意見を聞くことによって従業員側の気持ちを把握できるようになり、導入するべきサービスが見えてくるでしょう。
導入するコスト面と目的を明確にできる
企業に福利厚生サービスを導入する目的はしっかり明確にしておきましょう。目的を定めていくためには、経営者と人事担当者がタッグを組み、予算の範囲内で福利厚生サービスの予算を調べて導入を検討することが適切です。
いずれにしても、社員が福利厚生サービスの何を導入してほしいのか、どのようなメリットがあるのかなどという目的を可視化することは忘れてはいけません。
従業員の離職率低下につながる
イーウェルの福利厚生サービスでは従業員の健康や生活を支援するサービスを受けられるため、従業員の離職率低下につながります。 特に健康経営に力を入れたい企業を支援しているため、従業員のメンタルサポートや育児支援などサービスが充実しているのがポイントです。「健康経営を実施したいもののリソース面から誰にも相談できない……」と悩んでいる企業担当者は、一度相談してみることがおすすめです。
イーウェルの福利厚生サービスを理解して、福利厚生を充実させよう
本記事では、イーウェルとはの説明からイーウェルが提供する福利厚生サービスの特徴、また導入事例を解説しました。 イーウェル社の福利厚生サービスを導入すると、従業員の健康管理や満足度が向上します。
また、これだけではなく、データの一元管理などによって企業担当者のコスト削減や負担解消にもつながります。 イーウェル社の福利厚生サービスと類似するサービスは複数あるため、導入前に比較検討を進めることが重要です。